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目指すは、来る多文化共生の時代 そのために日本と外国の文化の違いや気づきに関して、株式会社わかたむが日々収集しているコンテンツを「違い」と「びっくりおもしろい」という切り口でご紹介します。 下の、「ホーム」の横の△で「バックナンバー」をご覧いただけます。

文化の違いとは、そしてその描写方法

わかたむわかです。

昨日は久しぶりに39度の高熱が出て、しかも外せない打ち合わせが数件あり寝てもいられないというシビアな状態でしたが、なんとか今日は熱も下がり一安心。
また、昨日は記念すべき、長崎の鮮魚がタイのトンロー日本市場に並んだ日でもあります。十数種類に及ぶたくさんの魚が送られ大人気^^

ということろで、本日はなぜ私が文化の違いに着目しているかという話を改めて

5年前、私が海外展開の調査を始めたとき、見るもの聞くもの初めてのものばかり
出会う人出会う人みんなにいろいろな話を聞いていました。
俗にいうタイ通といわれる人の話は面白く、あまりの日本との違いにびっくりしました。

しかし一方でその情報をうのみにしてしまい、後からその情報が間違っていることが多いということも多く、何か違和感を感じていました。

それで騙されたことは何度もあります 笑

3年前

とある、外国通の著名なコメンテーターさんが

「タイでは寿司が流行ってます、お刺身も食べます」

と書いてました。

しかし実際、当時は確かにショッピングモールなどでも寿司が売られ、お寿司屋さんは流行り始めてきており、お刺身も食べる感じでしたが、基本的に食べるものはサーモンとか、脂の強いものばかりで、一部の富裕層を除いては、白身や青魚などは食べない状況でした。

極端な例を出すと

これが日本人(私)がイメージするお刺身


これが当時のタイ人がイメージするお刺身


なので私が当時を描写するとすれば

タイで日本料理はブームである
お寿司も人気
生魚を食べる文化が出てきた
しかしまだまだ脂の強いサーモンなどが主流で白身魚などはまだあまり食べない。


こんな感じ

似ている描写のようでこれが結構違う
それが私の感じる違いであり、正確な描写

その一方で
合っている描写もありました。
それがこれ、


わさび


刺身を食べるときなみなみとつがれた醤油にたくさんのワサビを溶いて両面にそのわさび醤油をつけて食べる。
当時はみんなそんな感じ

当時、うちのメンバーに聞いたところ、その子は

ワサビの味=好き
鼻から抜けるツーンとした感じ=苦手
なので、わさびを醤油に溶いてツーンとする辛さを無くしてから食べる

と言ってました^^

日本からすればわさびの正しい使い方ではないように見えますが、まあ、その人がおいしければマイペンライ^^

冒頭に申し上げた通り、ここ2、3年で今書いたことも変化を遂げており、日本と変わらないくらいの味のお魚も出てきており、タイ人の食べる生魚のバリエーションも格段に増えています。

時代は移り替わりますね。