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目指すは、来る多文化共生の時代 そのために日本と外国の文化の違いや気づきに関して、株式会社わかたむが日々収集しているコンテンツを「違い」と「びっくりおもしろい」という切り口でご紹介します。 下の、「ホーム」の横の△で「バックナンバー」をご覧いただけます。

もし暇だったら?行かない? 外国人が判断に困るあいまい表現

最近はたくさんのハラスメントが声高に言われるようになりました。
セクハラは前から相当言われてましたがモラハラ、マタハラ、、、(これはまた別に書きます)その中でもパワーハラスメント(パワハラ)は最近ほんとうに少なくなったようです。
私が新入社員のころ(25年前)は、上司の言うことに口答えしようものなら、、という感じでしたが、今はすっかりみんな仲良し

表面上はそうですが、心の中はわからないということで3年前に実際にあった同じような話の中から王(ワン)さんの話を
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3年前、日本に留学していた王さんは、見事日本の企業に就職しました。
研修も面白く、同僚もみんないい人で5月に本配属が決まりました。
教育係は5年目の田中さん(仮名)
一生懸命に教えてくれる田中さんに感謝しながら最初の1週間が過ぎようとしていた金曜日の夕方
田中「ワンちゃん、今大丈夫?」
王「はい、大丈夫です、なんでしょうか。」
田中「一週間お疲れ様、疲れたでしょ」
王「そうですね、お仕事は大変です。でも楽しいです!」
田中「そうか、それは頼もしい。 ところで

今日、もし時間あったらちょっと飲み行こうか?おごるよ
ああ、行くいかないは王ちゃんに任すので」



王(頭の中)「うーん、先輩の誘いはうれしいけど、今週けっこう疲れたし、引っ越しの残りもあるし、ちょっとなぁ、でも、僕が決めていいなら。。。」

王「今日は遠慮させていただきます!」
田中「!」
田中「わ、わかった。じゃあまた今度な」

その後そこまで気まずくなることはなかったようなのですが、同僚より、その際に先輩があまりいい気分でなかったことを聞き、王さんは複雑な気持ちになったそうです。

日本人でも難しい遠まわしな表現、婉曲表現(以前のブログはコチラ)

ただ、たぶん日本人であればこういう感じで思う人もいると思います。

時代に移り変わりによりいろいろな文化も変わっていきますが、
日本人には

もう少し言葉の裏を読もう


外国人向けには、やはり毎度の結論にはなりますが、

直接的な表現を心掛けるべし


ですね^^