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目指すは、来る多文化共生の時代 そのために日本と外国の文化の違いや気づきに関して、株式会社わかたむが日々収集しているコンテンツを「違い」と「びっくりおもしろい」という切り口でご紹介します。 下の、「ホーム」の横の△で「バックナンバー」をご覧いただけます。

お米の文化ととんかつと

さて、昨日の話に引き続き揚げ物の話の2回目(昨日:日本人が揚げ物すき)
私も揚げ物はほとんどのものが好きですが、揚げ物の一位を挙げるとすればやはり

とんかつ

Ⓒ三金

昨日の話では、今日はとんかつということでしたが、すいません、
やはりとんかつを語るにはお米の話も必須だということでお米の話にいったん戻ります。
以前と言ってもずいぶん前、各国のチャーハンの話を書きましたが、世界ではお米を主食とするは結構多い。
一人当たりのお米の消費量で一番多いのは、

バングラデシュ→ラオス→カンボジア

日本は何位かというと、なんと50位!
ええっって感じですが、日本人も随分とお米を食べなくなったものですとしみじみします。

以前(4年前くらい)にフィリピン(お米消費量世界7位)に行った際に、その兆候を感じました。
当時、フィリピンに関するいろんな話を聞きながら回っていた中でフィリピンの電通本社による機会がありました。

オフィスには数名のフィリピン人の女性の方々が仕事中
ちょうどその時間はお昼時、めいめいにお弁当を出し始めました。

へー、みんなお弁当なんだ
聞くと、みんな節約のためにお弁当派だとか

みなさんのお弁当を少し見せてもらうと、

黒っぽい容器が2つと、あとは小さいおかず入れみたいなやつの3点セット

わ「この黒いのは何ですか?」
女性「お米です、300㏄入りです」
わ「へー、じゃあ、もう一つのこの黒いのは?」
女性「お米です、お代わりです(←たぶんそんなニュアンス)
わ「。。。、ではこの小さい容器は?」
女性「おかずです」
わ「え、ごはんこんなにあるのにおかずこれだけ?」
女性「そうです。食べてみますか?」

蓋を開けると角煮というかお肉の煮込み、そしてそこからは何とも言えない、ニンニクたっぷりのおいしそうな香りが

わ「この料理は何というのですか?」
女性「豚のアドポす」
わ「濃い 汗」

おいしいんですが、めちゃくちゃ濃い味

この寸劇をまとめると(今はずいぶん変わっていると思いますが、)

1.やはりまだだま所得水準が低いので、安く入る主食の米をたくさん食べてお腹を満たす。
そのためにおかずの味は濃いめ、量は少なめな人が多い。
2.フィリピンの米の消費量は日本人の2倍!(日本人と同じか少し少ないくらいの人口)


現地に行かないとわからない情報ですね。

これ以外にもフィリピンパブ関連の面白い話とかあるんですが、それはちょっとここでは書けないので、直接会ったら聞いてください。


ということで、長くなってしまったので、すいません、とんかつの話は明日。。。。できるかなぁ。。。
ひとまずはフィリピンの話の続編を