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目指すは、来る多文化共生の時代 そのために日本と外国の文化の違いや気づきに関して、株式会社わかたむが日々収集しているコンテンツを「違い」と「びっくりおもしろい」という切り口でご紹介します。 下の、「ホーム」の横の△で「バックナンバー」をご覧いただけます。

シャコの話

おはようございます。
熱はないのですが、くしゃみと鼻水が止まらず
こういう時は何色のベンザブロックかと悩みますね。

さて。先日授業でお寿司屋さんの符丁の話をしました。
符丁ってご存じですか?
言い方を変えると、業界用語?みたいなもの

実は日本にはいろいろな業界用語が存在するという話。
有名なところでは吉野家の だくだく とか、お寿司屋さんの紫とかそうですね。

そのお寿司で、シャコの話

シャコ(蝦蛄)はご存じですか?
エビかカニかわからないので調べてみましたが、どうやら海老でもカニでもないその他甲殻類とのことでした。 シャコ科
英語ではMantis Shrimp
カマキリエビ!
定義は、
① 口脚目シャコ科の甲殻類の総称。またはその一種。
エビに似るが、平たく、腹部が幅広い。
肉は美味で、鮨(すし)の種などにする。《季・夏》
② 近世、女性の髪型の名。①の外形に似ているところからいう。しゃこまげ

へー
蝦蛄(シャコ)はこんな感じ

改めて見るとグロいですね。

中国でもメジャーで、ゆででお醤油とかで食べるそうです。


さて、すし種としてのシャコの独自の文化の話

関西では、ほかの地域と頼み方が違います。
2つのパターンで見てみます。

【1】最初にこのことに遭遇した時の話
私「おやじ、シャコ頂戴」
大将「へい、ガレージねー、はい、お待ち」

【2】
私「おやじ、ガレージちょうだい」
大将「それは、おれが言うんじゃい!」


これは私が行った大阪、和歌山の10店舗ほどで通じることが確認されています。

お後がよろしいようで