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目指すは、来る多文化共生の時代 そのために日本と外国の文化の違いや気づきに関して、株式会社わかたむが日々収集しているコンテンツを「違い」と「びっくりおもしろい」という切り口でご紹介します。 下の、「ホーム」の横の△で「バックナンバー」をご覧いただけます。

機械翻訳についての推敲 その1

文化の違いを探し始めて早いものでそろそろ2年。
もともとは多文化共生に向けてのコンテンツ準備ということで、
文化の違いを見つけたり
翻訳のお仕事をしてみたり
どちらかというとどうやってうまく伝えるか表現するかを中心に実施してきました。

今回のお題は機械翻訳について

それまで英単語などを機械翻訳にかけたことがありましたが、文章でやったことはなかったので、新めてその精度をチェックしてみることにしました。

家系ラーメンを明日食べたい!
 (英)I want to eat family ramen tomorrow!
(タイ)พรุ่งนี้ฉันจะกินราเม็งครอบครัว!

何となく意味は分かる。

少し日本語を変えてみる

私は明日”家系”ラーメンが食べたい!
(英)I want to eat “family” ramen tomorrow!
(タイ)ฉันอยากกินราเม็ง "ครอบครัว" ในวันพรุ่งนี้!

あんまり変わらないけど^^、家系が種類だということはわかりますね。

機械翻訳の例を挙げているときりがないので、ここらで


文化の違い考察からスピンアウトしたGO-RI-YA-KU PROJECTを始めた直接的な理由2個

某国の留学生にA4でびっしり3枚の翻訳をお願いしたとことろ、たった3日で仕上げてもらいました。
助かったとは思いつつも、なんとなく心配になり知り合いの先生にチェックを依頼
すると一目見た瞬間に
「わかさん、これやばいですね」
「多分機械翻訳にコピペした結果をWordにコピペしなおしただけですね、意味全然分かり
ません。。。」
「えー、もう振り込んじゃったよ、外貨送金」
後の祭りで起こるのも忘れて呆然 笑

②GW明け、授業の生徒さんたちに、休み中に行ったところの写真を撮りその翻訳をチェックするという宿題を出しました。

生徒数約20人、各自3つの「町中で見かけた翻訳」を発表
その結果は唖然とするものでした。
館内が肝臓の中になっていたり、文法がそもそもおかしかったり

その原因は大きく2つ

1.翻訳に際し「機械翻訳を使用していること」2.チェックをしていないこと(そもそもできない)


そういったものが街中に散乱している状況を危惧し、留学生メンバーの助けの下、急きょGO-RI-YA-KU PROJECTを開始したのです。

最初はかなり各所の抵抗にあいましたが 笑
徐々に理解してくれる方も増え、協力してくれる自治体も出てきています。

長くなるので、機械翻訳の詳細については次回^^
なぜ間違うのか?を見ていきたいと思います。